ピルロ負傷には「深刻でないことを願う」【写真:goal.com】
ユヴェントスは1日、セリエA第14節でウディネーゼと対戦し、ホームで1-0と勝利を収めた。終了間際の決勝点で白星をもぎ取り、アントニオ・コンテ監督は喜びをあらわにしている。
スコアレスで迎えたアディショナルタイム、ユヴェントスは好調のFWフェルナンド・ジョレンテが値千金の決勝ゴールを挙げ、勝ち点3を手に入れた。6試合連続無失点での勝利に、コンテ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「両チームが勝利を望む素晴らしい試合だった。良いサッカーの宣伝になったね。この一週間で3試合目だったことも考えれば、我々はフィジカル面でもよくやった。このリーグは難しいんだ。決してガードを緩めてはいけない。これでローマに勝ち点3差となったが、3節前までは勝ち点5差で追っていたんだ。すべての試合が厳しいんだよ。常に失敗する可能性があるんだ」
「終盤、私はリスクを冒して勝負に出た。ストライカーを増やすことは、プランにあったことだ。ドローと黒星の差は勝ち点1でしかない。もしこれで失敗していたら、私がミスを犯したと言われていただろう。だが、うまくいっても、ラッキーだったと言われる。まあいいさ」
MFアンドレア・ピルロが前半で負傷交代したことについては、このように述べている。
「深刻なことではないように願っている。打撲か捻挫か…。私は楽観的でいたい。アンドレアは我々にとって非常に重要な選手だからだ」
フィオレンティーナ戦でまさかの逆転負けを喫して以降、ユヴェントスはこれで6連勝だ。
「フィオレンティーナ戦の敗北はまだ終わったことではない。あれで我々は目を覚ましたのかもしれないね。だが、私は勝ちたかった。ただ、あれが役に立ったのなら、それでよしとしよう」
1月の補強については、次のようにコメントするにとどまった。
「あり得ない名前が出回っているね。だが、私はサンタクロースに手紙を出したりしないよ。大事なのは、ここにいる選手が意欲にあふれていることだ。そうじゃないなら、出ていけばいい。意欲があるなら、全員が残る。私のチームには大きな熱意がある。連覇しても、まだ主役でいたいと望んでいるんだ」