サンプドリアと引き分けて苛立つ指揮官【写真:goal.com】
インテルは1日、セリエA第14節でサンプドリアと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。ワルテル・マッツァーリ監督は不満をあらわにしている。
早い時間帯にMFフレディ・グアリンのゴールで先制したインテルだが、追加点を奪うことができず、終了間際の失点で勝ち点2を落とす結果となった。前日会見で「これ以上勝ち点を落としてはいけない」と話していたマッツァーリ監督は、試合後にイタリア『スカイ・スポーツ』で次のようにコメントしている。
「私のサッカーへの考え方からすれば、今日は最低の試合だった。あまりに引きすぎだし、スタートも良くなかった。あまりに多くの選手が低調で、最後にサンプドリアが追いついたのは妥当だった」
「先制してから、我々には何度か勝負を決めるチャンスがあった。経験と決定力が必要だったよ。サンプドリアがプレスをかけてきて、彼らは我々より良かった。キレという点でも、考え直さなければいけない。今日のインテルは気に入らないね」
指揮官の厳しい言葉は、次のように続いた。
「ガードを下げてはいけない。アクセルを踏まなければいけないんだ。選手たちはそれを理解し、成長しなければいけない。レギュラーでいたければ、常に全力を尽くさなければならない。主役でいたければ、インテンシティーや継続性を成長させなければいけない」
「ほかの試合では、少なくとも70分は一定のプレーができていたのに、今日はアグレッシブじゃなかった。とても集中を欠いていたよ」