ミハイロビッチのサンプドリアに1ー1【写真:goal.com】
1日に行われたセリエA第14節、インテル対サンプドリアの一戦は、1ー1の引き分けに終わった。DF長友佑都は、負傷のためベンチ入りしていない。
長友が負傷で不在のインテルは、先月復帰したサネッティを左サイドで起用してスタート。立ち上がり5分はほぼ相手陣内に入れなかったが、少しずつリズムをつかんでいく。
11分、自陣でボールをうまくコントロールしたパラシオがカウンターを仕掛けるが、ここは相手にファウルで止められた。12分には、グアリンがペナルティーエリア左からチーム初シュートを放つも、右足でのシュートはタッチラインを割る。
先制点が決まったのは18分のことだった。左サイドでパスを受けたアルバレスが深い切り返し2回でDFを外すと、ペナルティーエリア左の深い位置からグラウンダーのクロス。ファーのグアリンが押し込んでインテルが先制した。
その後もインテルが押し込んだが、22分にジョナタンに訪れたチャンスはシュートが枠を外れて追加点ならず。インテルはこれ以上ペースを上げず、サンプドリアがやや盛り返して前半を終えた。
後半のインテルは力強いスタートを切ったかに見えたが、決定機をつくることはできず、1点リードのまま時間が経過していった。
一方のサンプドリアは徐々に相手ゴールとの距離を詰めていく。インテルの運動量が落ち始めた75分前後には、フィニッシュまで持ち込むシーンも出てきた。
それでも、ホームでのサンプドリア戦は相性の良いインテル。81分にグアリンを下げてムディンガイを、86分にはアルバレスを下げてベルフォディルを投入し、逃げ切りを図る。
しかし89分、サンプドリアは途中出場でピッチに入ったばかりのレナンが左足のミドルシュートを決めて同点に。
インテルはエリック・トヒル新会長が見守る前で、つかみかけた勝利を逃してしまった。