トーニは古巣との対戦【写真:goal.com】
フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、2日に行われるセリエA第14節ヴェローナ戦に向けて、選手たちが充実した精神状態で試合に臨むことに期待する様子を見せている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が会見での指揮官のコメントを伝えた。
昇格1年目ながら5位フィオレンティーナと2ポイント差の6位と健闘を続けているヴェローナには、精神面ではある意味で見習うべき部分があると考えているようだ。
「ヴェローナはよくまとまった強いチームだ。楽しんでプレーすることができている。我々もプレッシャーを感じることなく、熱意のあるサッカーをして勝ちたいと思っている。自分たちらしさを失わないようにね」
「強いチームでありたいとは思っているが、相手次第でもある。1月にほかのチームがどう動くかや、そのほかの多くの要因にも左右される。最も強く完成されたチームはユヴェントスで、それ以外のチームはすべてその後ろにいる」
ヴェローナでは、元フィオレンティーナのFWルカ・トーニが好調を維持し、敵として古巣との対戦を迎える。
「モチベーションというものは非常に重要だと思う。ある程度の年齢になれば特にそうだ。もしルカがここに残ったとして、(ジュゼッペ・)ロッシと(マリオ・)ゴメスの控えとしてあまりプレーできなかったとしたら、どれだけモチベーションを持てたかは分からない。もちろん、ゴメスの負傷があらかじめ分かっていれば…」
かつてフィオレンティーナで活躍し、ローマではモンテッラ監督とチームメートだったこともあるガブリエル・バティストゥータ氏は2日にフィレンツェ訪問を予定している。
「シューズを持ってくるのなら出場させるよ(笑) ガブリエルとは良い関係を築くことができていた。スタジアムに招待したので、来てくれることを願っている。私にとってもクラブにとっても喜ばしいことだ」