選手にはメンタルの強さを求める【写真:goal.com】
土曜日に行われたプレミアリーグ第13節ウェスト・ハム戦で0-3の敗戦を喫したフラムのマルティン・ヨル監督は、解任論が持ち上がる状況にも冷静さを保つ素振りを見せている。
この試合に敗れてリーグ戦5連敗となったフラムは、現在降格圏内の18位に低迷。残留ラインの17位に3ポイント差をつけられ、危機的な状況は深刻さを増しつつある。
批判の強まる中、解任の噂も出始めているヨル監督は、試合後にイギリス『スカイ・スポーツ』で次のように語った。
「それはもちろん、私にはどうしようもないことだ。私はただ戦うだけだよ。できればその姿勢が選手たちにも影響してほしいね」
「私以上にプレッシャーのかかる状況にある監督たちもいるが、誰もが勝ち点を必要としている。ウェスト・ハムも問題を抱えていたが、これでその状況を抜け出すだろう」
12月にはトッテナムやエヴァートン、マンチェスター・シティなどとの厳しいカードが多いが、ヨル監督は選手たちに気持ちを強く持つことを求めている。
「力強く戦い続けるべきだ。メンタル的にタフでなければならない。今日の試合の前の時点でも、我々の精神力は充実していた。強くあり続けられるようにしなければならないし、今日ももっと強くあるべきだった」