クラブ内部が騒がしいミラン【写真:goal.com】
ミランは1日、セリエA第14節でカターニアと対戦する。クラブ内部が騒がしくなっているミランだが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、自身の未来を考えたことはないと話している。
11月30日にアドリアーノ・ガッリアーニCEOが退任の意向を発表したミラン。同CEOが擁護してきたアッレグリ監督の進退が騒がれたが、指揮官は会見で、ガッリアーニCEOと自身の去就は無関係だとし、次のように話した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
「私はミランの監督だ。自分の未来について考えたことはなかった。微妙なときでもね。今もそうなのかもしれないが。結果次第だよ」
指揮官は次のようにも述べている。
「幸いにも、ここまでは結果が出ていた。誰かが言うように、プレーが悪いなりだったかもしれないが、常に内容が悪くても結果が出るわけじゃない。運で1、2、3試合と勝つことはあっても、多くの試合に勝つことや、リーグを制覇することや、2度目のスクデットを争ったり、昨季のような挽回を見せることはできないんだ」
「1月から8月まで、我々はリーグ戦で20試合を戦い、チャンピオンズリーグでは4試合を戦った。負けたのは2回。一つはバルセロナ戦で、一つは敵地でユヴェントスにPKで負けた試合だ」
その後、ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は1日、ガッリアーニCEOがバルバラ・ベルルスコーニ女史とともにCEOの役割を分担すると発表し、当面はガッリアーニCEOが続投することを明らかにしている。