試合後にユニフォームをプレゼント【写真:goal.com】
11月30日のリーガエスパニョーラ第5節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのバジャドリー戦を4-0で制した。DFセルヒオ・ラモスは試合後、確執が報じられたフロレンティーノ・ペレス会長との関係が良好であることを強調している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
契約延長の問題によって、ペレス会長との関係悪化が報じられるS・ラモス。しかしバジャドリー戦後には、「僕をレアル・マドリーに連れてきてくれた人物へ」と記されたユニフォームをペレス会長にプレゼント。ミックスゾーンでは、次のようにコメントしている。
「会長とは素晴らしい関係にある。会長との食い違いは、父との間で起こったことと同様だ。自分とフロレンティーノの食い違いは金の問題じゃない。僕を獲得してくれた彼には感謝をし続ける。僕たちの関係はこれ以上ないものだ」
「自分からは契約延長も金も求めていない。マドリーから去ることなんて、一度だって考えたことはないんだ。ここで引退することを望んでいる」
報道では、S・ラモスが他クラブからのオファーに応じる考えがあるかをペレス会長に問い、「6500万ユーロならばバルサにも売却する」と返答されたという。またクラブのスポンサーであるアウディ社のイベントで、S・ラモスがペレス会長と顔を合わせなかった映像や写真も出回っている。
「あの映像? メディアは稼ぐためのネタを探さなくてはならないからね。自分の獲得オファーなど求めてはいないよ。僕は落ち着いているし、成長と勝利を収め続けることだけを考えている」