百数十人が身柄拘束との報道【写真:goal.com】
28日に行われたヨーロッパリーグ(EL)の試合の際に、多数のラツィオサポーターがポーランドのワルシャワで地元警察と衝突し、身柄を拘束されたと報じられている。
ラツィオはアウェーでレギア・ワルシャワと対戦し、2-0の勝利を収めて決勝トーナメント進出を確定させた。だがサポーターの行動がこの成功に影を落とすことになってしまったようだ。
報道によれば、この試合の観戦のため700人以上のラツィオサポーターがワルシャワに乗り込んだが、その一部が警官隊と衝突。石やボトルを投げつけるなど暴力行為を行い、百数十名が拘束されたとされている。
ラツィオ側は警官隊との衝突については報告を受けていないとして、数十名のサポーターがスタジアムへの道筋で警官隊による警護を受けた上で、身分証確認のために引き留められただけだと主張するイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)のコメントが伝えられている。
試合前日には、警察がラツィオサポーターのホテルの部屋を捜索して刃物を発見し、17名が逮捕されたとの報道もある。9月に両チームがラツィオのホームで対戦した際にも、一部のレギアサポーターが酒に酔って暴れるなどして警察に拘束される騒動が発生していた。