FIFAランキングにポイント換算【写真:goal.com】
FIFAは28日、最新のFIFAランキングを発表した。国際Aマッチとして扱われることになるかどうかが注目されていた南アフリカ対スペインの国際親善試合も有効となり、ポイントに換算されている。
今月19日に行われた問題の試合では、スペインに規定の6人を超える7人目の選手交代が認められたことで、FIFAの認定する国際Aマッチとしてはカウントされない可能性が取りざたされていた。スペインは交代枠を使い切った後でGKビクトール・バルデスが負傷し、主審は代役のGKを交代出場させることを特例として認めた。
だが28日に発表された最新のランキングでは、この試合もポイントに換算。南アフリカの順位は前回の61位から変動しなかったが、スペインに勝利を収めた分のポイントは獲得している。スペインのランキング1位も変わらなかった。
そのほかのランキング上位では、2位ドイツ、3位アルゼンチン、4位コロンビアまで変動なし。プレーオフでスウェーデンを下してワールドカップ出場権を獲得したポルトガルが14位から5位に大きく上昇している。
なお、11月には親善試合でオランダとドロー、ベルギーに勝利という結果を収めた日本代表だが、ランキングは前回より4つ下がって48位となった。
日本と引き分けたオランダは1つ下がって9位。コロンビア、日本に連敗したベルギーは5位から11位に順位を下げた。前回11位のブラジルは10位にアップし、トップ10圏内復帰を果たした。