前節で降格3クラブが決定。第33節の最大の注目ポイントは優勝争いに絞られたと言っても良いだろう。
前節、一人勝ちした首位・横浜F・マリノスはすでに優勝に向けたカウントダウンが始まっている。
現在の勝ち点は62。勝ち点58で2位につけている浦和とは勝ち点4差があるため、今節勝利すれば、他会場の結果に関係なく無条件で優勝が決まるシチュエーションとなっている。
週末の一戦に向けて多くの取材陣が練習場に殺到しているとの報道もあり、優勝ムードは日に日に高まっている模様だ。
ただ今節、横浜F・マリノスの相手であるアルビレックス新潟は、リーグ後半の成績に限っていれば、29の勝ち点を積み上げており、全チーム中トップの成績となっている。いわば、2ステージ制ならば、首位といえる好調チーム。
大久保嘉人と得点王争いを繰り広げているストライカー・川又堅碁も健在で、簡単には勝たせてもらえないくせ者だろう。そんな強敵相手に、ホームである日産スタジアムでの勝利で優勝を決められるかどうか。注目となる。
もし仮に横浜が勝利しなくても、2位の浦和、3位の広島、そして4位のセレッソ大阪対5位の鹿島による直接対決の結果次第では、優勝が決まる可能性もある。こういった条件も大きなアドバンテージと言えそうだ。
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