何か挑んでいかないと気が済まない性分
自分としてもこの時期は初めて経験することが多く、慣れないことだらけだった。そんな状況で、未知のものにさらに挑み、自分を追い込む必要があるのだろうかと、疑問を感じる時が多々あった。
ただその度に今の自分の武器は若さであり、行動力であり、チャレンジ精神であり、怖いもの知らずであり、体力と気力だけだと思っていた。
自分の能力やキャパシティを考えず、やらなければいけない状況に自らを追い込み、無理やり実行する範囲を広げていくという感じだろうか。
選手の時の何か挑んでいかないと気が済まない性分は、立場を変えた今も残っているようだ。
すぐに成否を検証できる成果というものは少ないと感じている。目に見えた結果に表れていなくても、ゆくゆくは大きなことを成し遂げるようなことがあるかもしれないし、逆にものすごく余計なことをし、エネルギーをロスしているのかもしれない。
特にうまくいかない時には、後者の考えがよく頭をよぎるものだった。
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