負傷者が多くても勝利を目指すバイエルン【写真:goal.com】
バイエルン・ミュンヘンは27日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でCSKAモスクワと対戦する。ペップ・グアルディオラ監督はアウェーでの一戦を前に、勝利への意気込みを示した。
バイエルンはモスクワへ向かう飛行機が45分遅延し、到着後も渋滞の影響でスタジアムでの最終調整がキャンセルされてしまった。極寒のモスクワの地での一戦は、王者にとっても厳しいものとなるだろう。
だが、グアルディオラ監督は前日会見で、厳しい条件を言い訳にしてはいけないとコメント。CSKAへの警戒を表しつつ、勝たなければいけないと話している。UEFAの公式ウェブサイトが、同監督のコメントを伝えた。
「すぐに天候に慣れなければいけない。長いフライトだった。だが、それはCSKAがミュンヘンに来たときも同じだ。我々はしっかりと集中しなければいけない。CSKAはよく鍛えられた、プロフェッショナルなチームだからだ。彼らにはとても良い選手たちがおり、攻守ともに強い。ボールを素早く前に動かすのがうまいんだ。簡単な試合にはならないだろう。でも、勝たなければいけない」
バイエルンはリーグ前節で負傷したFWマリオ・マンジュキッチが欠場。ほかにも、MFフランク・リベリー、MFバスティアン・シュバインシュタイガー、MFジェルダン・シャチリ、FWクラウディオ・ピサーロ、DFディエゴ・コンテント、DFホルガー・バドシュトゥバーと、多くの選手が離脱中だ。
「負傷で多くの選手を欠いているが、できるだけベストのチームをピッチに送りたい。私は選手たちを完全に信頼している。簡単にはいかないだろう。すでに決勝トーナメント進出を決めており、リラックスする可能性があるが、私は選手たちがそうならないことを望んでいる」