桜満開ならぬ、紅葉満開の季節にセレッソは満杯――。
23日に開催されたJ1第32節セレッソ大阪対サンフレッチェ広島は上位対決ということもあってキンチョウスタジアムの過去最高となる17,489人を動員した。秋口にセレッソが躍進するのはACL出場を決めた一昨季ぶりだ。
それにしても、セレッソホームのチケットの売れ行きが半端ない。
チケットは前売り券、当日券ともに完売。
完売のチケット購入の相当数を占めたと思われるのが、東アジアカップ以来、ものすごい勢いで増えめている「セレ女」ことセレッソを応援するギャルたちだ。
筆者が今季初めてキンチョウスタジアムへ取材へいくと、知り合いのメディア関係者に「お、セレ女がお目当てですか?(笑)」といわれてしまう始末。
この日は、日本代表のオランダ戦やベルギー戦を終えて帰国したセレッソ大阪所属の柿谷曜一朗や山口螢も出場するとあって、セレ女たちのテンションもマックスボンバーで気合十分! 完売にも関わらず、当日券を求めて朝から会場周辺をうろつく女性たちの姿が…(もしかしてダフ屋を探していたのだろうか)。セ、セレ女、つよしっ!
試合はセレッソ大阪が上位サンフレッチェ広島を1-0で下し、ACL出場権を射程圏内にする4位へと浮上した。それを知ってか知らぬか、試合後のチームバスを取り囲む多数のセレ女たちは、ワー、キャー、の大騒ぎ状態。
セレ女たちが、セレッソ大阪をさらに上位へ押し上げる!?
【了】
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