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城福浩~父の背中が語るもの~

text by いとうやまね photo by Kenzaburo Matsuoka , junior soccer editorial staff

「親父は、自分の希望や生きがいを、すべて子どもたちに向けていたんだなと、今ならわかります」

 父は、城福が大学4年生の時に他界している。城福は、大学を卒業して、その数年後に結婚。まもなく、今度は自分が父親になった。

 子育てのことを考える時がある。今の自分が、父親として合格なのか、失格なのか? 両親と比べてどうなのか? それは城福自身、まだわからない。

「自分は『子どもを教育する』というより、『子どもと一緒に生きていく』という気持ちが、常にあります」

 と、話す。若くして亡くなった父親の思いが、城福の中に生きているのだろうか。そして、“二人”は絶えず会話しているのかもしれない。

親の背中、子どもの成長

 監督業とは、まったくもって特殊である。

 会社勤めならば、まずわからないようなことまで、家族に丸見えになってしまう。マスコミには、試合ごとに持ち上げられたり、引きずり下ろされたり。

 テレビの中継画面には、敗戦後の表情までもが、大写しになる。


続きは『プロフットボーラーの家族の肖像』にて、お楽しみ下さい。

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プロフットボーラーの家族の肖像

『プロフットボーラーの家族の肖像』
定価1680円

【収録】
久保竜彦(廿日市サッカークラブ)
城福浩(ヴァンフォーレ甲府監督)
宮澤ミシェル(サッカー解説者)
水沼貴史(サッカー解説者)
福西崇史(サッカー解説者)
石川直宏(FC東京)
原博実(日本サッカー協会技術委員長)
ジュニサカ総合サイトで内容を一部公開中!

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