ジュキッチ監督の去就は…【写真:goal.com】
バレンシアは25日、フランシスコ・ルフェテ氏(37)がスポーツ部門のゼネラルディレクター職に就任することを発表した。
11月初旬に、トップチームのテクニカルディレクター職に就いていたブラウリオ・バスケス氏を解任したバレンシア。アマデオ・サルボ会長がスポーツ部門を取り仕切る人物として新たに選出したのは、今季からカンテラの責任者を務める同クラブのレジェンドだった。
同日には就任会見も行われたが、質問が集中したのは、やはりミロスラヴ・ジュキッチ監督の去就だ。サルボ会長は次のように話している。
「ジュキッチについて、自分の考えは同じもので在り続けている。彼の続投や解任を決めるのは私ではない。クラブは、それぞれの部門が独自の責任を背負っている。私から『どんなことがあろうとジュキッチはシーズン終了まで続ける』と話したのは、その当時のディレクター(ブラウリオ氏)が言うべきことを言わなかったからだ。しかしながら現在は、そうしてくれるディレクターがいる」
一方でルフェテ氏は、クラブにとって最良の決断を下していく考えを示した。
「後任候補のリストは存在しない。まだ状況を分析していないからね。バレンシアの組織に適応する指揮官が、一体誰なのかを見なくてはならない。そのような決断は、スポーツ面の結果に反映して下してくことになる」
なおルフェテ氏は、バレンシア・メスタージャ(Bチーム)に所属するFW指宿洋史を、今夏にセビージャから獲得した人物だ。