「二度と私の下でプレーすることはない」【写真:goal.com】
バイエルン・ミュンヘンで、内部に密告者がいる可能性が浮上して話題を呼んでいる。ペップ・グアルディオラ監督も激怒しているようだ。
バイエルンは23日のブンデスリーガ第13節、敵地でボルシア・ドルトムントに3-0と勝利した。しかし、この試合前の報道をめぐり、指揮官の怒りを買う出来事が起こった模様だ。
ドイツ『ビルト』は、ドルトムント戦に向けたバイエルンのスターティングメンバーを的確に当てた。さらに、ロングボールと素早いサイドチェンジを利用してドルトムントを攻略する指示を出したことも加えて伝えていた。
ドイツ『スカイ』によると、この報道を知ったグアルディオラ監督は大きな怒りを覚え、記者に対してミーティングの内容を漏らした選手に警告を発したという。グアルディオラ監督が、選手全員の前で発したコメントがドイツメディアに伝えられている。
「誰がスパイだったとしても関係ない。ここから去ってもらう。バイエルンを辞めてもらうよ。私の下で、二度とプレーすることはない」
また、グアルディオラ監督は『ビルト』の記者の一人に「望むのであれば、私の戦術ミーティングに招待するよ。そうすれば、私の選手たちとコンタクトをとる必要もないだろう」と話したようだ。
一方、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、ドイツ『スカイ』に以下のように述べている。
「スパイを突き止めるために、アメリカにNSAを設置することはないだろう。だが、こういった行為はやめることを勧めるよ。そうでなければ、全員が問題を抱えることになる。ペップが好まないのは当然だ。彼は非公式練習をするくらいだからね」