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戦力差“200億円”でも納得のドロー。要因はマンUのあまりに低調なパフォーマンス

text by 内藤秀明 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography , Asuka Kudo / Football Channel

国内アウェーで先発なしの香川、ドイツの地でヒーローになれるか

戦力差“200億円”でも納得のドロー。要因はマンUのあまりに低調なパフォーマンス
デイヴィッド・モイーズ監督が積極的にローテーションを敷くのはごく普通のこと【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 カーディフ戦では出場できなかった香川に関しては、日本代表戦で負った軽い打撲という報道が出ている通り、いたしかたない部分だろう。仮に怪我がなかったとしても、今季ここまで国内リーグのアウェー戦では先発起用がなく、そもそも出場の可能性はそこまで高くなかったかもしれない。

 また、過密日程が続く12月を迎えるにあたって、デイヴィッド・モイーズ監督が積極的にローテーションを敷くのはごく普通のことだ。

 ひとまずカーディフ戦で先発から離れた香川は、負傷の状況にもよるが、27日水曜日に開催されるチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節レバークーゼン戦に先発出場する可能性が高い。レバークーゼンは、ドルトムント時代に得点を決めた相手というのもあり、相性のいいチーム。アウェーとはいえ、ある程度の活躍してくれるだろう。

 ユナイテッドはカーディフ戦で、よいリズムでプレーできなかった。悪い流れを引きずらないためにも、レバークーゼン戦では、香川の独特のリズムでチームをうまく調律して欲しい。

 同時に、ゴールという結果を残し勝利に貢献できればドイツの地で最高の一晩を過ごすことができるだろう。調子が上向きな香川なら、良いパフォーマンスを披露してくれることに何の疑いもない。

【了】

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