リヴァプールと勝ち点で並ぶ3位に浮上【写真:goal.com】
チェルシーは23日、プレミアリーグ第12節でウェスト・ハムと対戦し、敵地で3-0と勝利を収めた。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後、3試合ぶりの白星に満足感を表している。
ここ2試合で勝ち点1に終わっていたチェルシーだが、この日は21分に先制に成功する。相手DFの中途半端なプレーを突いたMFオスカルが、GKヤースケライネンに倒されてPKを獲得。これをMFフランク・ランパードが沈めた。すると、34分にはオスカルの右足シュートで追加点。リードを広げて前半を終える。
終盤の82分には、DFブラニスラフ・イバノビッチのクロスにMFエデン・アザールがボレーで合わせ、そのこぼれ球をランパードが押し込んでダメ押し。チェルシーは同日の試合で敗れたサウサンプトンを抜き、引き分けたリヴァプールと勝ち点で並んだ。首位アーセナルとは変わらず勝ち点4差となっている。
試合後、モウリーニョ監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で次のように語った。
「チェルシーは最初からとてもソリッドで、コンパクトで、楽に戦っていたと思う。序盤に得点できなかったが、チームは常に試合をコントロールしていた。相手のクオリティーをよく見出して、彼らがつくる困難にもうまく対応している。それからのチームはとてもソリッドだったね」
後半になかなか勝負を決める3点目を奪えなかったことには懸念があるようだ。だが、いずれにしても重要な勝利だったと話している。
「後半の最初は少し心配だった。勝負を決めるチャンスをたくさんつくったときだ。それを決められなかった。それから彼らに(1点を返す)ビッグチャンスがあった。2-1と3-0では大きな違いがあったんだ。その3点目が決まったのは、とても遅かった。もっと早く決めて、後半を楽にするべきだったと思う」
「だが、とても重要な勝利だ。我々はこの5試合でこれまでの5試合よりも勝ち点を挙げなければいけない。ここからのサイクルを勝利でスタートできたこと、難しい場所でこのように勝てたことは、我々にとって良いことだね」