可能性低い日本が“格下”と当たる確率
残りの3つのポッドは地域ごとに決めると見られている。前回同様だと、「アジア×4+北中米カリブ×4」、「アフリカ×5+南米×2+ヨーロッパ」、「ヨーロッパ×8」という分け方になる。1つだけ溢れたヨーロッパのチームは、FIFAランクの低さからフランスになる可能性が高い。
では、仮ではあるが、出場国を振り分けてみよう。
ポッド1を振り分けて、その後、ポッド2を振り分ける。そして3、4と同じように抽選する。当たり前の話だが、同じポッドの国とは対戦しない。つまり、日本はグループステージではアジアと北中米カリブとは当たらない。
これが何を意味するのか。グループステージでは日本は明らかな格下と呼べる国とは対戦しないのだ。2010年大会ではオランダ、デンマーク、カメルーンと同組。3連敗も考えられる組み合わせだった。
それは今大会でも一緒で、イタリアやポルトガルを引く可能性はある。そこにシードのブラジルやアルゼンチンが入ってくると…「死の組」というわけだ。
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