「ユナイテッドに負けたところだったから…」【写真:goal.com】
アーセナルは23日、プレミアリーグ第12節でサウサンプトンと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めた。アーセン・ヴェンゲル監督は試合後、前節でマンチェスター・ユナイテッドに敗れていただけに、価値ある白星だったと喜びを表している。
サウサンプトンGKアルトゥール・ボルツのミスを突き、FWオリヴィエ・ジルーのゴールで先制したアーセナルは、終盤にジルーがPKで再びネットを揺らして逃げ切り。サウサンプトンに8月31日以来となるリーグ戦での土をつけた。
ヴェンゲル監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「素晴らしかったね。ユナイテッド戦で負けたところだから、再び勝つことが非常に重要だった。ビッグゲームで負け、リーグ中断で2週間が空けば、消化するのはとても難しい。代表から選手たちが戻ってくるときは、常にどうなるか分からないものだ。ときには集中の問題もある。でも、今日はチームが集中していたね」
「サウサンプトンはなぜトップ4に入っているかを証明した。その非常に良いチームを相手に、とても重要な勝利だったね。もっとゴールを奪うこともできたかもしれないが、チャンスを生かせなかった。サウサンプトンが非常にうまく守ったんだ。今日の彼らは、なぜこれまで5失点だけだったかを示したよ」
2位との勝ち点差を4としたヴェンゲル監督は、このように続けている。
「まだ道のりは長い。だが、我々には野心がある。集中しており、意欲もある。サウサンプトンはとてもよく組織されたチームだ。そして、我々は技術のクオリティーで勝利をもぎ取ることができた」
アーセナルは負傷で約2カ月離脱していたFWセオ・ウォルコットが復帰を果たした。
「フィジカル的にはまだ万全じゃないのが分かったと思う。だが、彼は7週間もプレーしていなかったし、チーム練習はわずか1日だけだった。だから、これからすぐに戻ってくるよ」