L・スアレスが同じプレーをしていたら…?【写真:goal.com】
リヴァプールは23日、プレミアリーグ第12節でエヴァートンと対戦し、敵地で3-3と引き分けた。試合後、ブレンダン・ロジャース監督は、エヴァートンFWケビン・ミララスがリヴァプールFWルイス・スアレスへのタックルで退場となるべきだったと主張している。
白熱のマージーサイドダービーは、アウェーのリヴァプールが2度にわたってリードを奪いながら、ホームのエヴァートンが3-2と逆転。だが、リヴァプールが終了間際にFWダニエル・スタリッジのゴールで再び追いつき、勝ち点1を分け合う結果に終わった。
ロジャース監督が不満を示したのは、34分のミララスのプレーだ。L・スアレスに後ろからチェックしたミララスの足の裏が、L・スアレスのひざ裏に突き刺さった。だが、フィル・ダウド主審はイエローカードを提示し、ミララスは退場を免れる。1ゴールを挙げていたミララスは、その後FWロメル・ルカクのチーム3点目をアシストした。
リヴァプールの指揮官は、ミララスのプレーについてこのように話している。イギリス『BBC』が、ロジャース監督のコメントを伝えた。
「ミララスは退場になるべきだった。あのプレーをルイスがしたらどうなっていたのか、興味深いね。キャリアを終わらせるかもしれないタックルだった。ルイスが回復するのに10~15分間かかったよ。残念だった。ミララスは誠実な攻撃の選手だ。そしてアタッカーというのは時折、ああいうタックルをする。あれはひどいものだった。本当に良くないものだった」
「素晴らしい試合だったと思う。我々は選手の退場を望んでいない。だが、誰かが退場になるべきだったら、退場となるべきだ。ルイスは少し倒れるときもあるが、すぐに起き上がる。だから、彼があれほど倒れていたことで、かなりひどいと分かった」