プレースタイルの是非を再び問われるも…【写真:goal.com】
23日のリーガエスパニョーラ第14節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのグラナダ戦を4-0で制した。試合後会見で、これまでと同様にチームのプレースタイルの是非を問われたヘラルド・マルティーノ監督は、「ファンが現在のプレーを楽しんでいる」ことを強調している。
スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。
「我々は最大限のスペクタクルを見せようと努めている。これからも、人々を喜ばせるために働き続けるよ。ただ、あなた方(記者たち)が言うよりも、ファンは現在のバルサのプレーを楽しんでいると思う」
「我々は勝利のほかに、スペクタクルを見せる義務を背負っている。今日は素晴らしいバルセロナを見られたと思う。“素晴らしいプレー”というものは、あなた方の定義よりも、もう少し幅広い意味があるはずだ」
マルティーノ監督はまた、PKから初得点を決めたMFアンドレス・イニエスタが「なんでもこなせる選手」であることを強調。また出場機会が限られているMFセルジ・ロベルト、17歳でトップチームデビューを果たしたFWアダマ・トラオレについても触れている。
「私のセルジについての意見は、与えている出場時間と矛盾する。彼は将来的に、バルサの象徴となる選手だ。本当に重要な選手だし、もっと出場機会を与えられたらと感じる。トラオレは17歳だが、そのような年齢の選手がトップチームの練習、試合に参加できるのは、決して普通のことではない」