「日本は高さがない分、もう少し工夫して守らないといけない」
「勝ち切れたのは先につながることだと思いますし、僕を含めて選手たちも楽しくプレーできた。多少リスクを負っても積極的に前へ出ていく仕事も意識できた。こういうゲームを増やしていきたいですね。
もちろん、先に失点してしまうという課題はあります。日本は高さがない分、もう少し工夫して守らないといけないと思う。それはチーム全体で話さないといけないですし、崩されてというより一発でスルーパスを出されてやられる場面が多い。そういった簡単にやられるような場面を減らしていけば、ピンチの数も減ると思います。
リスクマネジメントは90分間通して、どういう展開であれやっていかないといけない。我慢強く守りもしていきながら、得点のチャンスを増やして勝ち切るようなゲームにしていかないといけないと思います」
遠藤自身も新境地を開拓したことに、多少なりとも自信と手ごたえを得たに違いない。今季のガンバ大阪では宇佐美貴史と並んで2トップに入ったり、攻撃的MFでプレーしたりと、プレーヤーとしての幅を広げている。
こうした経験を日本代表でも生かせれば、遠藤の攻撃力を使うバリエーションも増えるはず。7カ月後のブラジルワールドカップ本番に向けて、また期待が高まった。
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