ホームでパルマに黒星【写真:goal.com】
ナポリは23日、セリエA第13節でパルマと対戦し、ホームで0-1と敗れた。連敗を喫したラファエル・ベニテス監督は、落胆を表しながらも、チャンピオンズリーグ(CL)のボルシア・ドルトムント戦のことを考えなければいけないと語った。
チャンスを生かせずにゴールを奪えなかったナポリは、終盤にカウンターからFWアントニオ・カッサーノのゴールを許し、前節ユヴェントス戦に続く連敗を喫した。ベニテス監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。
「残念だ。我々は良いプレーができなかったからね。本来のレベルではなかった。あまりにボールロストが多かったし、相手にスペースを与えすぎた。何度かあったゴールチャンスもミスしてしまった。問題は、本来のプレーができなかったということだ。ほぼすべてが足りなかった。今はこれからの試合のことを考えなければいけない」
「代表戦の影響? なかったと思う。彼らが良い試合をし、我々はそうじゃなかったということだ。選手の合流が金曜では、万全の状態ではいられないのは当然のことだがね。週末に向けて準備を万全にすることはできないんだ。うまくいかなかったことを分析し、今後の試合で改善したい」
CLグループステージ突破を争うドルトムントは、この日バイエルン・ミュンヘンにホームで0-3と敗れている。ベニテス監督はこの結果について問われると、「バイエルンが相手なら、あり得ることさ。試合は見ていないがね」と話した。
なお、後半途中に出場し、約10分後に負傷で退場を余儀なくされたMFマレク・ハムシクについては、「様子を見よう。不運なことに、彼は痛めていたのと同じところをぶつけてしまったんだ」とコメントしている。