ウォルコット、ポドルスキが復帰の見通し【写真:goal.com】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、セオ・ウォルコットとルーカス・ポドルスキが復帰することで、必ずしも冬の移籍市場でストライカーの獲得を焦る必要はなくなると主張している。
負傷のため離脱していたウォルコットは、23日のプレミアリーグ第12節サウサンプトン戦で復帰の見通し。8月末以来戦列を離れているポドルスキも、12月末頃までには復帰できることが予想されている。
ウォルコットとポドルスキが復帰すればFWの補強の必要性は薄れるかとの質問に対し、ヴェンゲル監督は次のように答えた。
「その通りだ。ポドルスキはまだ戻ってきていないが、彼もそう遠くはないはずだ。セオは動き回るストライカーとしてのオプションを与えてくれる」
一方で、オリヴィエ・ジルーのバックアップを務めるニクラス・ベントナーに関しては移籍を示唆している。
「もし今ジルーを失ったとすれば、最前線で体を張る選手はベントナー以外にいなくなってしまう。ベントナーのレベルは十分だと思うが、今は十分な出場機会を得られていない。それに、彼の頭の中には、(1月に)出て行くプランもあるのではないだろうか?」
冬の移籍市場での補強の可能性は否定していないが、適切な選手を見つけるのは簡単ではないとも述べた。
「私はまったくミスを犯さないと言うつもりはない。もちろんいくつかミスを犯すことはあるし、正しい選手を獲得しないことがミスの原因となることもある」
「だがシーズン途中(の補強)はいつも難しいものだ。どこかで活躍している選手がいたとすれば、そのクラブは必ずしもその選手を売りたいとは思わない。シーズン終了まで待つかもしれない」