「インテルの歴史に全員が貢献してきた」【写真:goal.com】
インテルの新オーナー・新会長に就任したエリック・トヒル氏は、12月1日に行われるセリエA第14節サンプドリア戦に向けて、かつてインテルでプレーした全選手へ来場を呼びかけている。
18年間にわたってクラブの顔だったマッシモ・モラッティ氏に代わって新会長に選出されたトヒル氏は、24日に行われるアウェーでのボローニャ戦に続いて、サンプドリア戦で会長として初めての本拠地サン・シーロでの試合を迎える。この機会に、クラブの築いてきた歴史の継続性と、団結をアピールする意図があると見られる。
クラブ公式サイトには、次のように招待の呼びかけが掲載されている。
「インテル対サンプドリア戦では、エリック・トヒル会長の希望により、すべての元インテル選手がサン・シーロに”里帰り”して試合を観戦することができる。トップチームで1試合にしか出場していない者も、最高の選手たちの中でプレーした者も区別はない。インテルの歴史には全員が貢献してきたからだ」
この日の対戦相手となるサンプドリアの新監督には、2004年から06年の現役引退までインテルでプレーしたシニシャ・ミハイロビッチ氏が就任。同監督と、インテルで3試合に出場したサンプドリアMFアンジェロ・パロンボだけは「敵」としてサン・シーロを訪れることになりそうだ。