自身も移籍を望んだが…【写真:goal.com】
今シーズンよりエヴァートンでプレーするMFガレス・バリーは、2008年にリヴァプールへの移籍が取りざたされていた。移籍目前とも報じられていたが最終的に移籍は実現せず、バリーはその後マンチェスター・シティへと移籍していたが、同選手によるとリヴァプールのファンが加入を望まなかったことが理由の一つだという。
当時、バリーのリヴァプール移籍交渉はかなり進展していたようだが、ヴィラが移籍を認めなかったこともあり、最終的にリヴァプールはトッテナムからFWロビー・キーンを獲得。バリーはアストン・ヴィラに残留し、2009年にシティへ移籍していた。
バリーは、エヴァートンの選手として臨む23日のプレミアリーグ第12節のリヴァプール戦を前に、当時を振り返って、「リヴァプール加入に、とても近づいていた。(当時のヴィラの指揮官の)マーティン・オニールに、移籍したいと伝えたよ。でも最終的に、移籍金を受け入れなかった」と語っている。
「リヴァプールのファンは、彼らのお気に入りのシャビ・アロンソが移籍する理由の一つが僕にあると思っていた。プレシーズンのフレンドリーを見たことは、今も覚えているよ。ファンは、X・アロンソの代わりに僕が入ることを望んでいないことを明らかにした。彼は素晴らしい選手だし、(ファンがそう感じる理由を)理解できるよ」
「僕にとってもリヴァプールにとっても良かったかどうかに関わらず、僕にできることは何もなかった。でも当時の彼らはコンスタントにチャンピオンズリーグ(CL)に出場していて、僕は長くヴィラにいて、CLでプレーしたことがなかった。関心を示してくれた唯一のクラブで、良い話だと感じていたよ。でも最終的に、リヴァプールはR・キーンの獲得にお金を投じる方を選んだ」