ドルトムント下部組織出身MFに激しいブーイングを予想【写真:goal.com】
バイエルン・ミュンヘンは23日に行われる敵地シグナル・イドゥナ・パークでのボルシア・ドルトムント戦に臨む。ドルトムント下部組織出身で、今季からバイエルンの一員となったMFマリオ・ゲッツェに対し、元ドイツ代表GKのイェンス・レーマン氏は忠告の言葉を送っている。
シャルケ選手としてプロデビューを果たしながら、宿敵のドルトムントに移籍した経歴を持つレーマン氏。現役時代はサポーターから敵対心を向けられることを何度も経験している。
同氏はドイツ『スカイ』に対して、「ゲッツェが出場するならば、彼は8万人の前で快適に過ごすことはできないだろう」と現地サポーターの手荒い歓迎を予想。さらに以下のように続けた。
「ズュートトリビューネ(南スタンド)のグループの動きだけを考えても、ファンの大半は彼に容赦なくブーイングを続けることになるだろうね。スローインやCKは避けた方が良い。観客に近すぎるからだ」
ゲッツェにとっては、古巣のサポーターと初めて向き合う一戦となる。ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは先日、「ブーイングはフェアではないし、マリオはそんな扱いを受けるに値しない」とファンが感情的になりすぎないよう呼びかけていたが、効果はあるのだろうか。