J2は週末にリーグ戦の最終節が行われる。
残り1試合を前に、これまでの全41試合に出場している14人の選手を下の表にまとめてみた。
全試合にフルタイムで出場している選手は7人(90分×41試合=3690分)。
フルタイムで出場しているGK5人の中で、最も失点が少ないのは京都のオスンフンで44失点。千葉の岡本昌弘は、今季のJ2最多となるシュートセーブ数138回を記録。岡本も47失点と少ないため、相手にシュートを撃たれながらもGKのセーブによって失点を防いでいたのが今季の千葉だったと言える。逆に京都は被シュート数自体が最も少ないチームなので、GKのセーブ数も89回と少ない回数になっている。
東京Vの佐藤優也は、掲載している14人の中で唯一警告を1回も受けていない選手である。
フィールドプレーヤーでフルタイム出場を続けているのが、G大阪の左サイドバックの藤春廣輝と松本のセンターバックの飯田真輝。
藤春はリーグトップのクロス成功率やチーム内3位となる7アシストを記録。1タッチでのクロスが多いのも特徴だ。
飯田は残念ながら41節の試合で累積4枚目となる警告を受けたため、最終節は出場停止。全試合にフルタイムで出場するには、パフォーマンスを維持することの他にカードを貰わないことも必要となる。
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