ミランMFカカーは１６日に行われたスイスのヤング・ボーイズとの練習試合で守備的MFのポジションに起用されたが、今後もそのポジションでプレーすることは考えていないと主張している。

各国代表に招集された選手たちの不在も影響もあり、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はカカーをディフェンスラインのすぐ前の位置で起用。だが、あくまでも一時的なものに過ぎなかったと同選手はイタリア『スカイ・スポーツ』に語った。

「ヤング・ボーイズ戦ではアッレグリ監督と話をして、テストをすることになった。でもそのポジションでプレーすることはないよ。僕はトップ下の選手だし、これからも変わらない」

MFリッカルド・モントリーヴォの出場停止により、カカーは２３日のセリエA第１３節ジェノア戦でキャプテンを務める見通しだ。

「キャプテン？　うれしいけど、形だけのことだよ。また勝利を収めて、ミランのサポーターにもっと喜びを与えたいということだけを考えている」

ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOもカカーの守備的MF起用の可能性は否定し、「単なる実験」だったと主張している。