チームメートのバロンドール受賞を願う【写真:goal.com】
レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスは、チームメートのFWクリスティアーノ・ロナウドがバルセロナFWリオネル・メッシより優れた選手であることを強調した。
携帯電話事業会社であるモビスターのインタビューに応じたスペイン代表DFは、C・ロナウドこそが世界最高の選手であり、バロンドールを受賞するにふさわしいとの見解を示している。
「クリスは世界最高の選手であることを、常日頃から示してきた選手だ。過去だってそうだったが、今年は特にね。おそらく、メッシはクリスの一段下に位置している。バロンドールは、その時の最高の選手に与えられなければならない。個人賞は、現在の調子を鑑みて選ばれるべきなんだよ」
またバルセロナが、プレーのバリエーションを増やしていることに触れた。
「バルサのフィロソフィーとアイデンティティーは、これまでと同一のものであり続けている。だけど、違うプレースタイルも身に付け始めたということだ。バルセロナがこれまでと違うと感じるのは、その影響だろう」
今季にボランチやサイドバックも務めたS・ラモスだが、最もプレーしやすいのは、やはりセンターバックのようだ。
「ポジションのことは、あまり気にしていない。チャンピオンズリーグやリーガの重要な試合で、サプライズ的な起用法もあるけどね。だけど、前もって違うポジションで起用すると言ってくれれば、何も問題はない。僕はこれまでのキャリアの中で、普段とは違うポジションにも適応してきた」
「一番プレーしやすいのは、もちろんセンターバックだ。ここ数年は、代表でもマドリーでもその役割を務めてきたからね。その位置では安定感をもって、高レベルのパフォーマンスを見せられる。センターバックとしてプレーし続けたいね」
スペイン代表でプレーすることを決断したアトレティコ・マドリーFWジエゴ・コスタにも触れている。
「彼は長年スペインで過ごしてきた選手で、この国に感謝を感じている。この国の誇りを守る意思を持つならば、皆に歓迎されるだろう。D・コスタであろうが、ほかの選手であってもね」