11月11日、日本テレビで放送された「くりぃむしちゅーのLOVE!アスリート」。スーパースターの知られざる伝説を披露するという内容で、サッカー界からは日本代表の本田圭佑や長友佑都のエピソードが紹介された。
本田圭佑の伝説として紹介されたのは2つ。
ひとつめは「一回の散髪代に400万円かけたことがある」という伝説。本田は日本人の専属美容師をロシアに飛行機で来てもらって散髪を担当してもらっているのだという。
そして3年前の2010年南アフリカワールドカップの際には、担当者をファーストクラスで南アフリカまで来てもらって、散髪してもらっていたとのことだった。その飛行機代と宿泊のホテル代を計算すると、合計で400万円もの金額になるということだ。
そしてもうひとつの伝説は、高校時代の話。
全国高校サッカー選手権大会での予選組み合わせ抽選会でのエピソードだ。星稜高校キャプテンとして抽選会に出席した本田が、対戦クジをひくとき、偶然にも抽選箱の中身が見えてしまったという。そのとき目に入ったのは、優勝候補と目されていた高校の26番の札。奇しくも、代表でチームメートになる岡崎慎司がいた滝川第二高校だった。
しかし本田はあえてその番号をひいて、最初に優勝候補との対戦を選択したのである。理由は「強い相手の方が燃えるから」。その結果、星稜高校は滝川第二高校を4-3で撃破。その勢いのまま、石川県勢初となるベスト4入りを果たしている。
強い相手との対戦を熱望する本田圭佑の、いまと変わらぬメンタリティーを示すエピソードだと言えるだろう。
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