2ステージ制+ポストシーズンをどうみるか?
さておき、2ステージ制+ポストシーズンだ。
「協賛金や放映権料などで10億の増収という話なんでしょ。やらなければ10億減ると。どういう計算になっているかわからないけど、はたしてその通りにいくかどうか。それなりの感触がなければ、10億という具体的な数字は出せない。ただ、カネを取るってのは、そう簡単にはいかないよ」
と、やや懐疑的だ。
収益と露出の両面から、Jリーグはポストシーズンをやりたがっている。仮に、年間1位と前後期の各1、2位が出場するポストシーズン(重大な欠陥が発覚したため、廃案濃厚。お粗末ッ)が実施されるとして、どのくらいの値打ちがありそうなのか。
「どのくらいだろう。わからんなぁ。全部ひっくるめて、(1)億を払うところがあるだろうか。問題は、どこのナミ(時間帯)でやるか。地上波のゴールデンタイムでやります?」
どうせやるなら、決勝戦はそこにぶち込みたいのではないか。
「そりゃそうでしょうよ。でも、本当にできる? それだけの度胸があるかな」
ゴールデンタイムの枠を確保するとして、視聴率の合格ラインは?
「ひと桁ではダメだろ。民放さんだったら、それ以上に数字が取れる見込みのコンテンツを落とすか落とさないかの問題がある」
周囲を納得させられるだけの材料が要る。
続きは『サッカー批評issue65』にて、お楽しみ下さい。