2年契約で昨季の残留立役者が復任【写真:goal.com】
キエーヴォは12日、クラブの公式ウェブサイトで、ジュゼッペ・サンニーノ監督(56)を解任したことを発表した。後任には昨季チームを率いたエウジェニオ・コリーニ氏(43)が就任している。
10日のミラン戦で勝ち点1を獲得したキエーヴォだが、第12節を終えて1勝3分け8敗の勝ち点6で最下位に低迷している。これを受け、代表ウィークをはさんでの巻き返しを目指すクラブは、指揮官交代に踏み切った。
コリーニ氏は昨季途中、ドメニコ・ディ・カルロ元監督の解任を受けてキエーヴォの指揮官に就任。セリエA初挑戦だったにもかかわらず、チームの立て直しに成功し、12位でセリエA残留を勝ち取った。だがシーズン後、クラブとの見解の相違から退任していた。
キエーヴォはリーグ戦再開初戦で、エラス・ヴェローナとのダービーに臨む。久しぶりのセリエAでのヴェローナダービーで、コリーニ氏が立て直しに成功するか、注目だ。なお、コリーニ氏は2015年までの2年契約で合意に達している。