ベルルスコーニ会長は内容に不満も…【写真:goal.com】
イタリアメディアによると、ミランは当面、マッシミリアーノ・アッレグリ監督を続投させるようだ。
公式戦6試合で白星から遠ざかり、チャンピオンズリーグ(CL)出場ラインに勝ち点15差の11位と、深刻な不振に陥っているミラン。アッレグリ監督の進退に影響すると言われていた直近の2試合も、CLバルセロナ戦で敗れ、キエーヴォ戦でも勝ち点1しか得られなかった。
ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は11日、恒例となっている子供たちとのランチに臨んだ。ミラン幹部で、今後実験を握っていくと言われている娘のバルバラ女史も同席しており、ミランについても話し合ったと見られている。
だが、「家族会議」でアッレグリ解任という決定は下されなかったようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』は、現在の不振に対する「困惑」はあるものの、アッレグリ監督のせいでも、チームのせいでも、アドリアーノ・ガッリアーニCEOのせいでもないとされた、と報じている。
そのため、当面はアッレグリ監督が続投する見込み。ガッリアーニCEOはキエーヴォ戦後、同監督の続投を強調していた。日本代表MF本田圭佑の1月の加入が確実と言われているミラン。代表ウィーク後、アッレグリ監督の下で、チームは巻き返すことができるだろうか。