所属チームが好調なワケ
今シーズン、セリエA第12節終了時点で全12試合にフル出場、3ゴール2アシストの長友。
――インテルで好調の理由を教えてください。
長友「ずっとやっている体幹トレーニングは、プラスαとしてコンフェデ杯のとき以上にやっています。あとは坂道ダッシュをしたり。そういうトレーニングはかなり入れるようにしました」
個人的なトレーニングとしてインテルの練習場内にゆるい傾斜の坂道を作ってもらったという長友。本人とフィジカルコーチの意向が合致したのだという。
長友「身体のキレやスピードはコンフェデ杯のときよりも明らかに上がっているという実感はあります」
――日本代表にもっとも必要なものは何ですか?
長友「僕は戦う気持ちだと思っています。強豪と戦うときもその気持ちが欠けているのかなと。ウルグアイ戦もブラジル戦もそうだし、相手が僕らよりも明らかにうまいのはわかっているけれど、気持ちまで相手に負けたら勝ち目はないかなと。
一人ひとりのレベルで負けていても気持ちでは絶対に負けないこと。そういう部分が一番必要なんじゃないかなと思います」
今週末から日本代表が対峙するのは、W杯優勝候補のオランダ、FIFAランク5位の強豪ベルギー。
――今度のオランダ戦への意気込みを聞かせてください。(質問:男性/16歳/高校生)
長友「僕も2009年にオランダとやりましたけれど、世界のレベルという意味で衝撃を受けました。ただ、今は世界でもプレーさせてもらっていて、絶対に自分はできるんだ! という強い自信があるので、成長した自分を見せたいなと思います。
なおかつ、結果を求めて、日本中のみなさんにいいサッカーをしているなと、気持ちのこもったサッカーをしているなと、そう思われるようなサッカーをしたいと思います」
【了】