M・リコ&アドゥリスのゴールでレバンテ撃破【写真:goal.com】
9日のリーガエスパニョーラ第13節、アスレチック・ビルバオは本拠地サン・マメス・バリアでのレバンテ戦で2-1の逆転勝利を果たした。エルネスト・バルベルデ監督は試合後、劇的な逆転劇に「チームは疲労し切った」と話している。スペイン『EFE通信』が伝えた。
33分にFWダビド・バラルの先制点を許したビルバオ。しかしバルベルデ監督が後半に投入した選手たちが、スコアをひっくり返すことに成功。まず72分、GKケイロス・ナバスが弾き損ねたボールからMFミケル・リコがボレーシュートを叩き込み、84分にはMFアンデル・イトゥラスぺのクロスからFWアリツ・アドゥリスがヘディングシュートを突き刺した。ビルバオは新サン・マメスでの成績を4勝2分けとして、不敗神話を継続させている。
バルベルデ監督は試合後会見で、次のような感想を述べた。
「かなりの努力を強いられ、チームは疲労し切って終了を迎えた。ビハインドを負っているときには、リスクを冒さなければならない。しかし選手たちが示した姿勢は、とても重要なものだ。チームには逆境を越える心構えがある」
「今日は試合が進むにつれて、プレースピードが鈍化してしまった。我々は最初から最後まで、スピーディーな展開となることを好んでいる。そうすれば試合を支配することができるからね。反対に停滞すれば、我々にとっては難しくなる」
勝ち点を23としたビルバオは、ヨーロッパリーグ出場圏内の5位に位置している。