優勝候補に変わりはないと主張【写真:goal.com】
ナポリは10日、セリエA第12節でユヴェントスと対戦する。敵地での大一番を前に、ラファエル・ベニテス監督は、ユーヴェがリーグ最強チームだと語った。
勝ち点で並び、首位ローマを追いかけるユーヴェとナポリの直接対決は、今節のセリエ注目の大一番。ベニテス監督は前日会見で、次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「ナポリの人にとって、どれだけ重要な試合かは聞いたよ。その情熱ぶりは、クラシコよりマドリッドダービーと比較できるかな。ユヴェントスは非常に強いチームだ。リーグ最強だよ。誰もが知っている。コンテは知的だし、それを分かっているはずだ。ユーヴェはいまだスクデット候補で変わらないよ。我々は全力を出さなければいけない」
「まだ試合はたくさん残っている。それを理解しておかなければいけない。だが、この試合で勝つことができれば、より自信を持てるのは確かだろうね。我々は我々の仕事を考える。勝てば良いことだし、そうじゃなければその後の試合で改善していくまでだ」
一方で、ベニテス監督は次のようにも話している。
「ユーヴェは強いチームで、強いクラブだ。だが、大事なのは自分たちの姿勢だよ。自信と気迫を持って試合に臨まなければいけない。ウチにはこういった試合を戦えるだけの国際経験を持った選手たちがいる」
ユヴェントスMFアンドレア・ピルロにマンマークをつけることはないようだ。
「我々は11人で仕事をする。相手の重要な選手に気をつけることはするが、それは当然のことだ。マンマークはないよ。彼の近くにいるようにしよう。ユーヴェを倒すには完璧な試合をする必要がある? 完璧ではなく、良い試合をする必要がある。我々も強いチームだ。良いプレーをすれば、どこが相手でも倒すことはできる」