アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、若手を中心とした主力たちが、かつてユナイテッドで黄金期を築いたグループのように成功することを願っていると話している。

１０日のプレミアリーグ第１１節で、マンチェスター・ユナイテッドと対戦するアーセナル。ヴェンゲル監督は対戦を前に、選手たちがクラブの下部組織でともに育ち、クラブに対する想いを持つことが重要だと語った。イギリス『BBC』が同監督のコメントを伝えている。

「ユナイテッドには団結した、素晴らしいグループがあった。ネビル兄弟にデイビッド・ベッカム、ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ニッキー・バットとね。今のグループは、当時のユナイテッドのグループと同じように成功できると願っている。我々はそれを示さなければいけない。そのためのチャンスがあるんだ。クオリティーと適切な姿勢があれば、誰にも止められないよ」

「私は、帰属意識が重要だと信じている。最近では少しおざなりにされているが、それはクラブの文化の一部なんだ。ファンにとっても重要なことだ。シーズンやキャリアにおける困難なときに、その帰属意識が非常に重要になると思う。今の我々にはヴォイチェフ（・シュチェスニー）がいる。１５歳のときからここにいて育った選手だ。（ジャック・）ウィルシャーは１０歳のときにスタートしている」