チャレンジを繰り返したからこそのゴールで、花を添える【写真:goal.com】
インテルは9日のセリエA第12節で、リヴォルノをホームに迎えて2ー0で勝利した。終了間際に今シーズン3点目となるゴールを挙げた長友佑都は、主将ハビエル・サネッティの復帰に興奮している。
サネッティは今年4月にアキレス腱を断裂し、長期離脱を強いられていた。40歳のベテランの復帰は、本拠地サン・シーロのファンを大いに喜ばせている。
それはチームメートも同じことだ。長友がゴールを挙げた際、チームメートは一斉にキャプテンの下に集まった。自身の得点シーンについて長友は、「自分がゴールを決めたことより、サネッティが帰ってきたこと」を喜び、「彼とお辞儀できて感動的だった」と振り返った。
9月1日のカターニア戦以来となる久々の得点。長友は繰り返しゴールを目指してきた成果だと考える。「ボールがこないときも、ゴール前に入り続けてきた。続けないとゴールは取れない。ゴール前にいないとゴールは取れない」。だからこそ、「どんなに疲れていても、チームのために走りたい」と、今後もゴール前に走り込み続ける覚悟だ。
インテルは連勝でインターナショナルブレイクに突入することに成功した。クラブを一時離れて日本代表に合流する長友は「代表でもっと貢献しないと。ここでやっている以上に責任感を持ってやりたい」と、気を引き締めている。