Jリーグが7日、J2のポストシーズンである2013J1昇格プレーオフ決勝(12月8日開催)のチケットを11月10日(日)から発売すると発表した。10日から発売されるのはJリーグチケット早割販売分。16日まで一週間は割安で販売し、その後は通常価格の一般販売へと切り替える。
J2は残り3試合。まだ対戦カードがどう決定するかわからない時点での早割販売に対して、ネット上では、
「カードが決まっていない時点で販売されてもなあ…。」
「J2の公式戦が終わる前に早割チケットの販売は終了するわけでしょう? 誰が買うのかな。」
「なんでJ2の試合がある日を販売開始日にするのか。かなりサポーターはその時間はスタジアムにいるだろ…。」
などと不満は出ている。
ただし、昨年のJ1昇格プレーオフ決勝がかなり盛り上がったこともあり、Jリーグは早期販売に踏み込んだと思われる。昨年のカードはジェフ千葉対大分トリニータ。
国立競技場での開催となったが、大分からの1万人以上のサポーターが駆けつけるなど観客動員数は27,433人と通常のJ2リーグ戦ではありえない舞台が整った。開催前からメディアの注目度も高く、J1昇格プレーオフ決勝はJ2リーグの3位決定戦なのだが、まるでJ2リーグの優勝決定戦のような錯覚をおこすほど盛り上がった。
その一方で、優勝のヴァンフォーレ甲府、準優勝の湘南ベルマーレの存在がかすんでしまうことを疑問視する向きもあった。
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