9日にレアル・ソシエダ戦【写真:goal.com】
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、9日に行われるリーガエスパニョーラ第13節のレアル・ソシエダ戦の前日会見で、チームの現状や試合の展望について語った。
今季チャンピオンズリーグ(CL)にも出場しているソシエダは、リーガでここ4試合を3勝1分けと調子を上げてきた。アンチェロッティ監督も非常に警戒している様子だ。スペインメディアが指揮官のコメントを伝えている。
「(ソシエダは)良いチームで、CLでも良いところを見せている。スピードのある選手たちがいるチームだ。我々にとっても良いテストになるだろう。継続性とインテンシティーのある良いプレーをする必要がある」
「ほかの試合と同じように、難しい試合になることを予想している。気持ちの高ぶるような試合となりそうだ。より良い守備ができた方が勝つかもしれない」
CLでは順調な戦いを見せる一方で、国内ではバルセロナとアトレティコ・マドリーに後れを取っているマドリーだが、欧州とリーガでのプレーに違いがあるわけではないと監督は述べた。
「大会によってチームがそれほど違うとは思わない。CLでは良い結果を出しているが、リーガでは継続性の問題がある。だがCLでもガラタサライ戦で同じようなことがあった。リーガもCLも同じだと思う」
「(サポーターが)ブーイングをするのは、彼らは今のチームのプレーが気に入らないからだ。それが理由だ」
リーガで出場機会のないGKイケル・カシージャスに対しては、シャルケが獲得に動く可能性があるともドイツで報じられた。アンチェロッティ監督は次のようにコメントしている。
「ユヴェントス戦の後、イケルははっきり言っていたと思う。彼はここに残りたがっており、何も問題はない。我々は彼の残留を望み、彼も残留を望んでいる」
試合に起用するメンバーに関しては、調子に応じて入れ替えていくことが必要だと語った。
「頭の中には11人があるかもしれないが、シーズン全体を通して言えばそれ以上の選手たちが必要だ。疲れやモチベーションの低下もあり得るので、いつも同じ11人で戦うことはできない、ローテーションは大事だ」
「唯一ローテーションしていない選手はクリスティアーノ(・ロナウド)だ。彼は素晴らしい時期を過ごしているからね。良いプレーをしている選手を入れ替えるわけにはいかない」