ドニプロとともにグループステージ突破【写真:goal.com】
7日に行われたヨーロッパリーグ・グループE第4節で、フィオレンティーナはパンドゥリと対戦し、2ー1で勝利した。
ここまで3勝でグループ突破を目前としているフィオレンティーナは、ここまで勝ち点1のパンドゥリに苦しめられる。
パンドゥリは32分、左からのクロスをペレイラがダイレクトボレーを狙うと、わずかにミートしそこねたことが良い方向に働き、山なりのボールがゴール右に吸い込まれた。
流れを変えたいフィオレンティーナは後半のスタートからボルハ・バレロを投入。すると53分には、そのB・バレロに決定機が訪れたが、枠を外してしまった。
さらに攻勢を強めるフィオレンティーナだが、なかなかゴールを決めることができず、時間が経過していく。
それでも終盤にフィオレンティーナが粘り強さを見せた。86分、クアドラードが右サイドを縦に突破してグラウンダーのクロスを入れると、DFの足をかすめたボールをマトスが押し込み同点。
勝ち点1に満足しないフィオレンティーナは、アディショナルタイムに逆転弾を決めた。再びきっかけになったのはクアドラード。今度は縦に突破せず、右足でスルーパスを送ると、B・バレロが流し込んで土壇場で2ー1とした。
同組のもう1試合では、ドニプロがホームでパソス・フェレイラに2ー0と勝利。フィオレンティーナとドニプロの2位以内が決まった。