プレミアリーグ10節を終え、8ゴールで得点ランキング首位に立っているリバプールのイングランド代表FWダニエル・スタリッジ(24)が、自身の今季好調の理由として「精神面の改善」を挙げた。
スタリッジは今季プレシーズン中に、古巣チェルシーで同僚だったコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(現トルコ1部ガラタサライ)から助言を受けたエピソードをリバプールエコー紙に語った。
「僕はこの夏、マイアミでディディエと会った。彼は選手が持てる最強の武器は精神力だと言った。戦術、技術、身体能力にも優るものは自分を信じる事だと教えてくれた。」
一方、スタリッジはもう一つの好調理由にチーム専属のスポーツ精神科医、スティーブ・ピーターズ氏の存在を挙げ、次のように話している。
「スティーブはサッカーに対する考え方を変えてくれた。常に自分を信頼し、自然体でプレーするよう助言してくれた」
スタリッジは今年1月に出場機会を求 めてチェルシーからリバプールに移籍。以来、定位置を確保し、通算27試合で21ゴールという驚異的な記録を叩き出している。
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスと2トップを組むことで実力をいかんなく発揮しているスタリッジは、「今の実力は10点中7点。僕はもっと上手くなれる」とさらなる高みを目指す。
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