10月25日、FIFA(国際サッカー連盟)が2013年FIFAバロンドールの女子選手部門の候補者となる10選手を発表した。
2011年にバロンドールを受賞した澤穂希は候補から落選しているが、日本勢からはDF熊谷紗希(リヨン)とFW大儀見優季(チェルシー)の2選手が選出されている。
注目は前回の受賞者であるアメリカのFWアビー・ワンバックか。今年、記録の保持者であるミア・ハムを抜いて、サッカー女子代表の世界最多得点記録を更新。偉大な記録を打ち立てただけに、今回も本命と言えるだろう。
先日、所属するウエスタン・ニューヨーク・フラッシュでチームメートのサラ・ハフマンとの同性婚を発表するなど、ピッチ外での話題を提供した彼女には、多くの注目が集まりそうだ。
他の有力候補としては、同じくアメリカの美人FWとして有名なアレックス・モーガン、過去5年連続受賞し、「スカートを穿いたペレ」の異名を持つブラジルのFWマルタと言ったところだろう。
12月に各賞の候補者が3名に絞りこまれる予定で、来年1月13日にスイスのチューリッヒで行われる授賞式で発表される。熊谷と大儀見は、澤に続く快挙達成なるか。
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