スペインクラブのCLでの躍進を予想【写真:goal.com】
オーストリア・ウィーンは、6日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループG第4節、アウェーでアトレティコ・マドリーに0-4と敗戦した。ネナド・ビエリカ監督は、アトレティコがCLで優勝を争えるチームだとの考えを示している。
オーストリア・ウィーンは、相手DFミランダ、フィリペ・ルイス、MFラウール・ガルシア、FWジエゴ・コスタに得点を奪われ、敵地ビセンテ・カルデロンで大敗を喫している。
ビエリカ監督は試合後、アトレティコの戦いぶりに賛辞を送っている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
「アトレティコは規律のある組織立ったチームだ。CLで優勝できる可能性があると私は思う。少なくとも、その可能性は持てるはずだ。彼らが最後まで残ることを計算に入れるべきだ」
「彼らはCLで優勝を争うことになるだろう。私はそう願っている。CLを勝ち取るのは、クリスティアーノ・ロナウドではない。規律のあるまとまったチームだ。アトレティコやボルシア・ドルトムントのようにね」
ビエリカ監督は、グループステージのほかの試合を観たことを明かし、アトレティコの強さを実感している。
「ユヴェントスとレアル・マドリーの試合を観たんだ。戦術面での規律がなく、とてもオープンな試合だった。そういったチームは、アトレティコに勝てないと思う」
「さらに、アトレティコにはバルセロナやレアル・マドリーのようなプレッシャーがない。優勝候補の本命とは見られていないからね。彼らは伏兵だと考えられているが、それもアドバンテージになるだろう」