「死のグループ」で4戦全敗のマルセイユ【写真:goal.com】
マルセイユは6日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でナポリと対戦し、敵地で2-3と敗れた。エリー・ボープ監督は試合後、ナポリとの差はそれほどなかったと話している。
10分にCKからFWアンドレ・アイェウのゴールで先制したマルセイユだが、前半のうちに逆転される。後半、MFフロリアン・トーバンのゴールで再びタイスコアとしたものの、FWゴンサロ・イグアインにこの日2点目となるゴールを許して力尽きた。
ナポリのほかにもアーセナル、ボルシア・ドルトムントと強豪ひしめく「死のグループ」で、4試合全敗という結果のマルセイユ。ボープ監督は試合後の会見で、次のように話している。イタリア『マッティーノ』が伝えた。
「選手たちには快挙を成し遂げてほしかった。その頑張りは見ることができたね。だが、勝ち点を手にすることはできなかった。それでも、ナポリのレベルから遠くはないということを示したよ」
「我々は最後まで良いプレーをした。(ナポリの)1点目はCKからの流れで我々がミスを犯し、その代償を払うことになった。2点目のナポリのプレーは、(マテュー・)ヴァルブエナに対するファウルが取られなかったところから生まれている。我々はそういうエピソードにもやられてしまった」
勝ち点ゼロのマルセイユは、グループ3位でヨーロッパリーグに回ることも難しいと見られる。
「もちろん(可能性はある)。だが、次の2試合で勝つのは難しいことだろう。いずれにしても、我々は全力を尽くす。アーセナル、ドルトムントとの試合で最後までトライするよ」