マルセイユにホームで3-2【写真:goal.com】
6日に行われたチャンピオンズリーグ・グループF第4節、ナポリ対マルセイユの一戦は、3-2でホームのナポリが勝利を収めた。
ハムシクをベンチスタートとし、2列目にカジェホン、パンデフ、メルテンスを並べたナポリは、開始早々の6分、カジェホンのアシストからメルテンスが決定機。シュートはわずかにポストの横へとそれたが、ナポリが主導権をつかむかに思われた。
だが、先制したのは、3戦全敗で最下位に沈み、モチベーションが心配されたアウェーのマルセイユだった。10分、CKにアンドレ・アイェウが頭で合わせ、ネットを揺らす。
アーセナル、ボルシア・ドルトムントとラウンド突破を争う上で、この日は勝利が必須のナポリは反撃に転じる。22分、CKにフェルナンデスが頭で合わせると、これはGKマンダンダに阻まれるが、この流れからインレルが左足で見事なシュートを沈めて同点とする。
勢いづいたナポリは、2分後に逆転。右サイドからのボールを中央のパンデフが頭で落とすと、相手DFに当たって浮いたところを、イグアインが右足のボレーで叩き込んだ。
逆にビハインドを背負って前半を終えたマルセイユだったが、52分にトーバンがGKレイナを脅かすシュートを放つと、64分に再び試合を振り出しに戻す。左サイドからのクロスに、ファーでアルメロを先んじたトーバンが合わせた。
2-2とされたナポリは直後、パンデフに代えてハムシクを投入する。そして75分、そのハムシクがおとりとなり、オフサイドラインを破った左サイドのメルテンスが中央に折り返すと、これにイグアインが合わせる。エースのこの日2点目で、再びナポリがリードを奪った。
その後投入されたインシーニェが、ポスト直撃のシュートを放つなど、ナポリは4点目のチャンスもつくったが、得点を重ねることはできず。だが、マルセイユの反撃もしのいで1点のリードを守り切り、2連勝を飾った。