ACLで導入してもいいのでは?
こうした取り組みは、すぐにというのは難しいだろうが、将来的にACLで導入しても面白いかもしれない。アジアのチームにとっての国際競争の経験の場としてはもちろんのこと、とりわけ外国人と交流する機会が本当に少ない日本の高校生にとっては、異国文化に接する貴重な機会になるだろうからだ。
仮に実現したとして、中東や東南アジアの国に出向き、現地のチームと戦い、現地の人たちと交流する機会は、Jクラブのユースチームの選手にとって人間形成という点でも本当に貴重な場となる。
異文化体験の積み重ねが、後にブンデスリーガのクラブといった海外のチームに移籍することがあれば、異国で戦う上での一助となるだろう。
CLのグループリーグの戦いが激しさを増すとともに、ユースリーグの白熱した戦いも続いていく。これからヨーロッパにてCLの試合をご覧になられる方々は、是非ユースリーグの会場にも足を運んでみてほしい。
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