10月16日に行われた天皇杯全日本選手権3回戦。駒場スタジアムで開催された浦和レッズ対モンテディオ山形で公式戦デビューした浦和のFW邦本宜裕が、ネット上で密かに話題となっている。
週末のリーグ戦を控えていた浦和は、このミッドウィークでの天皇杯をスタメン総入れ替えで臨んだ。この試合でベンチ入りしたのが、浦和ユース所属の高校1年生・邦本宜裕だった。そして1-2のリードされている後半途中に出場機会が巡ってきた。
16歳8日での公式戦出場は、エスクデロ・セルヒオ(現FCソウル)が記録していた16歳262日のクラブ最年少記録を更新する「クラブ最年少デビュー」となったが、周囲を驚かせたのは、記録よりもその風貌だ。
丸刈りで、筋肉隆々の体格には、
「外見もプレーも高1とは思えない」
「16歳の顔じゃない。もうすでに300試合くらい経験してるベテランみたい」
との驚きの声が上がった。
そして試合では、早速仕事を果たす。ゴール前のこぼれ球に反応するとその強烈なシュートはポストを叩き、ゴールイン。公式戦デビューでゴールを決める快挙を果たした。
試合には2-3で敗退してしまったものの、クニモト・インパクトは強烈で、
「頭を丸めてるからすごい森本っぽく見てしまうw体格がごっつくて将来が楽しみだな」、「身長と顔とプレースタイル考えると、日本版テべスだな」、
「和製チャドゥリか」
と、ネット上では彼の将来に期待する声が溢れ始めている。今後、注目の逸材だ。
【了】
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